2007/01/30

言語工学研究所の社長ブログ

業界人であれば必ず世話になったことのある必須ツール「シソーラス(類語)検索」。ご存知のとおり、キーワードを入れて「辞書を引く」と、同義語/広義語/狭義語/関連語/反義語の候補を表示してくれるというツールだ。キーワード選定の参考とするのみならず、執筆時、文章内に同じような表現が続いたときなどにも重宝する。



このツールの提供元である株式会社言語工学研究所の社長、国分芳宏氏が昨年11月にブログを開設し、今のところウィークデイは毎日更新を続けている。ブログ名はベタに「言語工学研究所の社長ブログ」だが、ここはぜひ、URL のディレクトリ名に注目してあげてほしい。
http://blog.ruigo.jp/kokublog/

さすがは1980年代半ばに同社を設立し、その道を極めてきた国分氏だけあって、含蓄のあるエントリーが並ぶ。例えば最近ではアクセントに関するこの記事。あるいは、用語同士の意味的な距離について分かりやすく解説したこちらのエントリーなど。

同氏は言語工学研究所の設立以前はワープロソフト「松」の開発者としても知られたという(参考記事)。直接お会いしたことはないのだが、ブログを読んでいて浮かんでくるのは、決してまじめなだけではない、少し自虐気味の笑いのセンスを持つ、お酒が好きな初老の男性の姿だ。何日かに一度アップされる、ほんの数行だけのエントリーをいくつか引用してみよう。
夕方
飲み過ぎないようにと思うのは、飲み始めるまでです。(12/3)
防寒用具
帽子は防寒用具売り場に置いておいて欲しい。(12/11)
新聞記事
「今日会社のことが新聞に出た」といったら、女房が「何か会社で悪いことをしたの」といっていました。(1/17)
なんだか好きだなあ、この空気の感じ。

2006/12/16

若い娘はガジェットがお好き

一発ネタ from eMarketer.com。いわゆるジェネレーションX(1965年から1976年に生まれた世代)やジェネレーションY(同1997年〜1994年)の若い女性達は、ガジェットの利用や購買においても知識があり、積極的である、という調査結果がまとめられている。

 

2点目の表からは、ジェネレーションYの女性が購買の意思決定にあたって参照するメディアとして、インターネットがその重要度を急激に高めた様子がうかがえる(2004年の16%に対して2006年には24%まで伸長)。文中のコメント、
"Marketers often target men for electronics advertising; however, they should consider broadening their approach to reach this key female consumer segment," said Jim Litwin, vice president of market insights at Vertis.
(意訳:この手の製品・サービスのマーケティングは男性をターゲットにしがちだけど、若い女性層についても考えるべきだよね)
はまあそのとおりかと。

さて、本エントリーで言及したかったのは実は記事の内容ではなくて、執筆者のDebra Aho Williamson 氏について。日本人にとっては脱力もののミドルネームもさりながら、記事タイトルとご尊顔のギャップがいい感じである。まあ「Senior」 Analyst だからアリか。

Ahoさん

2006/12/03

Google/Yahoo! Answers に関する雑感

日本国内では(そして米国内でも?)あまり知られないまま、2002年以来の歴史に幕を降ろすことが告げられたGoogle Answers。1年ほど前にスタートし、爆発的にユーザーを増やしたYahoo! Answers との勢いの差は、HitWise による訪問者数のグラフを見ても明らかだ。



TechCrunch に比較記事があがっているが、どちらが勝った負けたというより、それぞれの得意なアプローチや立ち位置の違いが現れたもの、という印象が強い。同じく米Yahoo! 傘下のいくつかのサービス(含むFlickrdel.icio.us )がひきつづき好調であることも示唆に富むのではないだろうか。

*先行した日本のYahoo! 知恵袋(や、その源流となったYahoo! KOREA のサービス)の話題から各検索エンジンの特性につなげて、情報探索行動の地域性について言及しようかと思っていたのだが、集中力が切れたためここで終了。

2006/12/02

Google ニュースにCNET 読者ブログ……ご勘弁を

日ごろGoogle アラートを情報収集手段として利用しているのだが、とあるキーワードのアラートで、以下の記事が送られてきた。



「CNET Japan」で「GoogleがM&Aを急ぐ理由」……一応チェックしておくか、とクリックしてびっくり。「CNET 読者ブログ」のエントリーだった。ぐったり。

CNET 読者ブログはCNET の名前こそ冠されているものの、実態は一般のブログとなんら変わらない。内容の信頼性や面白さに関しても、よく言って玉石混淆(こんこう)というところ。要はGoogle ニュースのソースとして採用するに足るものではないだろう、というのが今回のぐったりを通して感じたことだ。うっかり含めてしまっているのであれば、Google にはぜひ改善をお願いしたい。

ついでなので上記エントリーも俎上にあげてみるか。
(見出し)トラックバックがPageRankを崩壊させる
(本文)正確には、トラックバックによる『バックリンク』が問題となります
nofollow って知ってる? 2005年1月に提唱されたものだけど。ブログ名は「インターネットの理解」だそうだが、「書き手がインターネットを理解すべく勉強してゆく過程をリアルタイムで中継する」の意味だろうか。がんばってください(棒読み)。

2006/11/25

Wikipedia を利用したSEO スパム

語るに落ちる、とはこのことか。SEO 業界を代表する著名スパマーの一人が「ページランクの高いサイトとリンクする方法」と題したスパム奨励記事を執筆して炎上した模様。スラッシュドットでも大盛り上がり中のようだ。



要は「Wikipedia に自社の記事を書いて外部リンクを獲得しましょう」という、公共の場を自社の宣伝で汚して恥じない発想が、当然ながら反感を買っているというだけの話。コラムのしょっぱな、リードの
プレミアムなリンク元を稼ぐ裏ワザと、SEOを応用したお小遣い稼ぎのテクニックをご紹介します
というあたりから、すでに下賎な臭いがただよってくる。この手合いに騙されないよう免疫をつけておきたい方のみ、我慢してご一読を。

ちなみに、同じようにWikipedia で自社の宣伝項目を作成し、あろうことか「SEO」の項目からリンクを張った身の程知らずを見かけたことがある。今は削除されたようだが、履歴を確認してみると見つかるので、お好きな方はどうぞ(2006年2月下旬に投稿された模様)。

2006/11/06

Yahoo! Time Capsule、8日まで

米Yahoo! が実施中の「Yahoo! Time Capsule(タイムカプセル)」プロジェクト、いよいよ締め切りまで残すところあと2日となった。開始時に何本か日本語の記事も見かけたが、実際に試した人はどれぐらいいるだろうか?


念のためプロジェクトの概要をおさらいすると、
  • 現在の暮らしやインターネットの使い方を、メッセージや画像、動画を通じてタイムカプセルに保管する
  • コンテンツは10のテーマから構成される −愛、 悲しみ、怒り、信頼、美、楽しみ、過去、期待、今、自分
  • アップロードされたデジタルコンテンツは、封印後、2020年まで米国スミソニアン博物館に保存される
  • サイトを手がけるのは、アーティスト Jonathan Harris(ジョナサン・ハリス)氏
といったところ。なお、自らコンテンツをアップロードせずとも、他の人が保管したものを閲覧することが可能。日本語など10の言語が用意されており、Flash で軽快に動作する画面は、独特だが分かりやすい。このUI(User Interface)は触ってみる価値があるだろう。8日(水)の24時には封印されるため、まだ試していない方はぜひ。

2006/11/03

「ググる」はNG。では「Ask」は?

米Google が、検索するという一般的な行為に対して「Google」という商標を動詞的に使うのは避けてほしい、と要請したのは日本の各種オンラインメディアでも報じられているとおり(こことか)。つまり「Google で検索すること」を「Googling」と呼ぶのはOKだが、「I googled him on Yahoo!」はNGということで、まあ当たり前のように思うが、Google のプレゼンスが圧倒的な欧米では後者のような使用例が実在するのかもしれない。



で、本件を受けて「じゃあ御社はどうなの」ということでAsk.com にメールや電話を寄せたユーザーがいるらしい。便乗したJoke のような気もしないではないが、The Ask.com Blog に「You Do and/or May, In Fact, "Ask" (or "ask")」というエントリーがあがっている。いわく、
"Ask" does not mean "ask." Ask means "Web search" and "search tools" and "smart" and "up-and-coming-growing-market-share-but-still-relatively-small-why-not-check-it-out."
(意訳:「Ask」は尋ねるという意味の動詞「ask」と同一のものではありません。「Ask」は「Web検索」「検索ツール」を意味し、「スマート」かつ「これから広く使われるけど現状ではまだまだなんでみんな使ってね」ということを示します)
なのだそうで。なんとなく「SPAM」と「spam」の違いを思い出す話ではある。

同エントリーにはUsage(使用例)やQuestions (よくある質問)があげられているのだが、「Can I Ask on Google?」「Can I ask on Ask?」「Do people Google on Ask?」……読んでいると頭がグラグラしてくる。素面(しらふ)の時に読むことをお勧めしたい。

2006/10/27

米YSM がBlog を開設

米Yahoo! Search Marketing (YSM、旧Overture Services)がブログを開設した。URL はhttp://www.ysmblog.com/。Word press 2.02で構築されているようだ。

YSM blog

Fisrt post は10月25日付となっており、エントリーのタイトルは「A Whole New Reason to Say Yahoo!」。ブログを開設した目的と、10月17日に米国での移行開始が発表された同社の新広告プラットフォームに関して触れられている。
We’ll connect you to the people and products that can help you make sense of the ever-changing world of digital marketing, and take advantage of everything that Yahoo! has to offer.
とのことなので、米YSM の動向をWatch したい向きは購読先に入れておくとよいのでは。

2006/10/22

瀬をはやみ‐SEO早見?

馬鹿っぽくてつい笑ってしまったWeb 漫画「瀬をはやみ」(経由:小鳥ピヨピヨさんの「展開が意外すぎるWeb漫画」。なんというか、取り組みのひとつとしてはアリだろうと思う。ちなみに本エントリーのタイトルは駄洒落なので気にしないでいただきたい。

瀬をはやみ

で、当該ページのタイトルが『広告物語。サンプルマンガ「瀬をはやみ」』となっているのはどうしたことか、と思ってディレクトリを上がって見ると「クチコミック」というページがでてきた。「クチコミックはマンガでビジネスをプロデュースするサービスです」とある。で、漫画中にも名前の出てくる某社向けに作成したものを、サンプルとして公開しているらしい。最後のページで、サービス詳細ページへのリンクが外れているなど、詰めが甘いなあとおもったのだが、そういう理由からのようだ。ちなみにこのコンテンツは某社のサイトには掲載されてない。載せればいいのに。

#この漫画のアイデアの一部は
#上方落語「崇徳院」からではないかと推測するが、どうか。

2006/09/30

Yahoo! Mail ベータ版が意外によくできてる件

米Yahoo! が15日に公開した「Yahoo! Mail」のベータ版、日本語での提供がないためにあまり話題になっていないようだが(レビューといえばTechCrunch 日本語版くらいか。ただしこれも日本語訳)、かなり真っ当で使いやすいサービスに仕上がっている。なんというか、通常のメーラーがそのままブラウザの中で展開される感じ。Ajax によりドラッグ&ドロップでメールをフォルダへ移動できるだとか、キーボードショートカットがまずまず充実してるだとか。

Yahoo! Mail ベータ版 サービス解説画面

ここらへんの使い勝手のよさは、米Yahoo! が2004年7月に買収したOddpostの技術をひきついだものだという。ただしOddpost の対応ブラウザがIE に限定されていたのに対し、今回のYahoo! Mail ベータ版ではFirefox など他のブラウザでも問題なく動作するようになっている。ちょっとこう、買収から成果として出てくるまでに長くかかりすぎている点が残念ではある。

Google のGmail と比較してみるとどうだろう。「Search, don't sort」に代表されるGmail の設計思想とUI(User Interface)は革新的だったし、当初、招待制をとったことによるプレミアム感の醸成であったり(Yahoo! Mail ベータ版はアカウントを取得すれば誰でも利用可能)、当時としては桁外れの大容量(1GB)を提供して話題を呼んだことなど、マーケティング的にも興味深い。他にもラベル(タグ)によりメタ情報を付加して検索の精度をあげるだといった工夫や、Ajax による軽快な操作性だったり、特筆すべき点は多くあげられる。

ただ、何種類ものUI に慣れて使い分けることによるストレスを考えると、Web メールの正常進化版ともいうべき今回のYahoo! Mail ベータ版を歓迎する人も多いように思う(TechCrunch 「.Mac ウェブメールはなぜ重要なのか」もご参照を)。PC の使い方がいずれ「フォルダ分けして整理するよりも必要なときに検索する」という方向に変化すれば、Gmail 的なインターフェースのほうがなじみやすくなるだろうから、少し長期的な視野で考えてゆく必要はあるだろうけれど。

まあとりあえず、よくできているサービスがその地味さ、真っ当さゆえに評判にならず、寂しい気がしたのでエントリーを上げてみたという次第。

最後に、Yahoo! Mail ベータ版のちょっとした難点としては、画像による広告が目につきすぎること、だろうか。無料サービスなのでやむを得ない面もあるが、最近の控えめなテキスト主体の広告に慣れるとけっこう煩わしく感じる。年間19.99米ドルを払えば表示されなくなるので、使い倒すならアップグレードすべきだとは思うが、文字化けの有無などやレスポンスの快適さなど、日本からの利用についてもう少し確認してから検討したい。

2006/08/31

SES 存亡の危機?



SEM 業界の大立者、Danny Sullivan 氏がまもなくSearch Engine Watch (SEW) およびSearch Engine Strategies (SES) の運営から離れる、とのこと(*経由:水道橋SmallCafe)。氏のブログによれば、SEW については11月末日まで執筆・編集作業をつづけ、SES に関しては12月のSES Chicagoまで運営に携わるそうだ。

Search Engine Watch はSEM関係の情報サイトとして圧倒的な記事量を誇る老舗サイトだが、Chris Sherman 氏など他の優秀なスタッフは残るようだし、また仮に運営が停滞したとしても、補完する情報サイトは他にいくつか存在する。しかし……

Search Engine Strategies に関しては、今回のSullivan 氏の離脱がそうとうな痛手となりそうな予感。このカンファレンスにおいては、キーノートの人選や講演順から、トラックのテーマまで彼がリーダーシップを発揮して(ある種、独断的に)決めていたと聞く。決して安くはない料金を払って参加する聴衆に対し、常に満足感を与えつづけてこられたのは、彼の手腕によるところが大きいのではないか。業界全体の動向を理解する力と、各社間を調整する手腕の両方を兼ね備えた存在は、余人をもって代え難いように思う。

#SES Tokyo が毎度モメたり消化不良に終わるのは、
#展示会テイストが強く、企業側からの協賛金に頼った運営姿勢も問題とはいえ、
#Sullivan 氏のような人間がいないことも一因では?

ちなみに写真は、2003年8月に行われたSearch Engine Strategies (San Jose) で来場者に配布されたTシャツ。左袖にはSEW のロゴが入っている。ちなみに背面は、このカンファレンスの直後(2003年11月)にAOLに買収された音声/動画検索のsingingfish 。

現在、NY やSan Jose のように大規模な会場では5トラックが走るようだが、2003年当時は3トラックで運営されており、しかもその区分は「organic / advertising / special topics」というシンプルなものだった(参考:タイムスケジュール)。今でこそ、米国内で行われるSES にも毎回数十名の日本人が参加するようだが、SES 2003 San Jose の会場にいた日本人はわずか5人だったはず。隔世の感がある。

2006/07/03

Yahoo! JAPANが表記のゆれに対応。引越し業者の反応やいかに。

いささか旧聞に属するが、Yahoo! 検索が「表記のゆれ」を含めた形で検索キーワードの処理を行うようになった。

「日本語スペルチェック」、「表記のゆれ」の2つの日本語検索機能を強化(Yahoo! 検索スタッフブログ、6/23)

「表記のゆれ」といってもピンとこないかもしれませんが、表記のゆれとは、「引越」「引っ越し」といった同じ意味をもつ語だけれど、表記が異なっている状態を指します。

(中略)

今回のリリースでは、「表記のゆれ」を含める検索機能の精度を高め、通常の検索でも自動的に「表記のゆれ」を含めて検索されるように改良しました。(以前は、検索オプションでのみ利用可能な機能でした。)これにより、表記のゆれのために、キーワードに一致しなかったページも検索されるようになります。


……本件、どういうわけかあまり話題にならなかったようだが、特にカタカナのキーワードや、送り仮名が複数パターン存在するキーワードについて、順位の変動(多くの場合、下降)が起こったものと推定される。ちなみに今回、対象となったのは「カタカナのゆれ」「送り仮名のゆれ」「異体字のゆれ」「代用漢字のゆれ」とのこと。6月下旬あたりにYahoo!検索での順位が下降した場合は、今回の事象に巻き込まれた可能性を疑ってみる必要がある。

なお、表記のゆれを含めて検索結果を返しているかどうか確認するには、検索結果ページ下部に「日本語表記のゆれ(例:「引越」「引越し」「引っ越し」)を含めて検索しています」の表記があるかどうかを確認すればよい。

さて。

このように「表記のゆれ」の代表例として扱われ、本エントリーのタイトルにも配置した「引越し」を扱う業者のサイト。これまでは表記のゆれへの対応に各社が腐心してきたわけだが、今回の変更によってどのような影響が出ているのか、ぜひヒアリングしたいところだ。参考までに「腐心」の例として、以下のサイトをあげておこう(画像はGoogleによるテキスト版のキャッシュ)。


ちなみに元のページはフレームを使用していて、上掲スクリーンショット内のテキストは<noframes>中に記述されたもの。一般のユーザーが目にする表記は「引越し」で統一されているようだ。URL は下記。お手数だが貼り付けて確認していただきたい。
http://www.2626.co.jp/index2.html

行為の是非についてはノーコメント。ただ、今回のような検索エンジン側の進歩により、サイト運営者も瑣末事にとらわれず、本質を追求することにパワーを使えるようになるわけで、過渡期における事例として記録しておきたい。

2006/06/19

SEO スパム? と聞いてみるテスト。

SEO の超激戦キーワード「アルバイト」で検索してみる。6月18日現在、Google 1位(URL はhttp://www.froma.com/ )、Yahoo! 3位(URLは http://froma.yahoo.co.jp/)の某サイト。ぱっと見、特別なところは見受けられないが、どこが優れているのか、確認してみよう。Yahoo! JAPAN ではキャッシュへのリンクが表示されないが、Google では確認可能だ。さて、何がみえただろうか?

リダイレクト前 リダイレクト後

……そう、Google が認識しているデータと、実際に検索ユーザーの見せられるデータが異なっている。

そのトリックは head 内の
<script language="javascript">
var w1 ="lo";
var w2 ="cat";
var w3 ="ion";
var w4 ="=¥"http://www.froma.com";
var w5 ="/s/r/F100000s.jsp¥"¥;";
str = w1 + w2 + w3 + w4 + w5
eval( str );
</script>

にあるのかな(froma.yahoo.co.jp でも同じタグが記述されている)。これってわざとらしく分割してあるが、結局「location="http://www.froma.com/s/r/F100000s.jsp"」でもって、JavaScript を理解可能なUser Agent のみをリダイレクトしてるように思われるのだが。識者の見解を待ちたい。

ちなみにリダイレクト前のページにおけるbody 内の「アルバイト」の出現回数は23回、リダイレクト後のページでは6回。インデックス削除を受けた独BMほにゃららのケースと似てる気がするのは私だけか。

#「検索体験最適化」ってこういうことなんだ。ふーん。

2006/06/01

「低価格版SEO」って、まったくもう……

またもやSEO の価格破壊。「GMOインターネットとアイオイクス、低価格版SEOを提供 成果報酬型SEOサービスが月額15万円から」だそうで。具体的に何をしてくれるのかといえば、
"「SEOスタンダードプラン」では、従来の検索エンジン最適化に関わる作業全般を見直し、フローの定型化・省人化を進めることで作業コストを低減し、SEOサービスの品質はそのままに、より低価格でご提供するプランです"
……「フローの定型化・省人化」って、「対象ページのtitle だけ変えて、あとはキーワードを含んだ外部リンクを大量に発生させる」ってことかな? 品質破壊を通りこして、モラル破壊の域に至る印象だ。そんなのにだまされつづける検索エンジンもぼちぼちどうかと思うが。

2006/05/09

SEO の価格破壊?

8日(月)朝の日本経済新聞には驚かされた。11面「新進気鋭」に某SEM 会社がとりあげられていて、おおむね常識的な紹介のされ方だったのだが、最後段に目を疑うような記述が。なんと、
"従来型のSEO だけのサービスでは半年契約で五十万円程度。"
……月額の間違いだろうか。そうであると信じたい。半年50万円では2002年頃のプライスに逆戻りだ。

まあ別に、ターゲットとする企業の規模によってはそういう価格設定もアリだろう。しかし、このSEM 会社の場合は違うような気が。記事に書かれている内容を本気で実践して、その値段でどうして工数割れしないのか、不思議でしかたがない。価格破壊というより品質破壊と呼ぶべきだろうか。


……気分が乗ってきたのでもう少しばかり。いわゆる「成果報酬型のSEO」なる謳い文句を目にすることが増えた。導入前に双方で取り決めた順位まで上昇した時点から、順位の変動に応じて月々の費用が発生する、というタイプのSEO らしい。企業側では、成果が出るまで支払いを行う必要がなく、発注しやすいということで歓迎する向きもあるようだ。

しかし実のところ、「成果報酬型」と「SEO」は相性が悪い。

SEO の日本語訳「検索エンジン最適化」とは、「検索エンジンに適切に評価されるよう、自サイト内外の状態を最適化すること」。実際にサイト内の構造やページ記述から、サイト外からのリンクの形まで最適化が行われ、ページの主題となるキーワードで上位に表示されると、(それこそGoogle 八分にでもあわない限り)しばらくはその順位がキープされてゆくことがほとんどだ。

となれば、成果報酬型のSEO サービスに対して「契約期間終了(もしくは破棄)後も上位に表示されつづけたら業者側が損をするのではないか」という疑問がわく。しかし実際には、契約終了後しばらくすると急激に順位が下降する(らしい)。これには当然からくりがあって、このタイプの業者は自分たちで制御可能な要因、つまり自社で保有するサイトやリンク集から、キーワードを含んだ大量のリンクをクライアントのサイトへ発生させているだけなのだそうだ(と伝聞調)。

これは本当にSEO の名に値するものなのだろうか。けっこうな費用を払ってもクライアント側には何のノウハウも残らず、契約終了とともに強力な外部リンクも撤去される。残るのは順位の下がった自社のサイトだけ。……ぼちぼち考え直す次期に来ているのではないだろうか? クライアントも、SEO 会社も。

2006/04/06

オトナ語を検索(JWord)

2003年に反響を呼んだ「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気コンテンツ「オトナ語の謎。」がJwordで検索可能に(GMOのプレスリリース)。使い方を見ると「調べたいオトナ語の後ろに?をつけて検索するだけ」のようだ。例えば「さくっと?」とか。


おー、いい感じだなあ。前掲のリリースによれば
JWord社は、今後もこのような提携を行い、様々なコンテンツのご提供など、JWord検索サービスをご利用いただける環境をさらに拡大……(後略)
とのことなので、今後に期待したい。この手のネタがいくつか追加されるようであれば、いつかはJWordプラグインをインストールする日も来るかもしれない(……いや、ないか)。

2006/03/31

インデックス削除をくらったスパム業者のリスト

今回、Google様の逆鱗に触れたスパム業者(と思しきサイト)のうちいくつかをさらしてみるテスト。怖いのでリンクは張らない。
  • http://www.basicinc.jp/
  • http://www.linktouroku.com/
  • http://www.f-ture.com/seo/
何社かは、こんな事態になっても(なったからこそ?)アドワーズ広告に出稿したりしていて哀れを誘う。(→「SEO リンク」などで検索してみよう)

そういや、今回の騒動の火付け役となった「SEOに詳しい葬儀屋」ってこの人?
  • http://www.alpha-net.ne.jp/users2/sato1976/
#ここのサイトもインデックスから削除されてるような。
#Yahoo! JAPANでは「葬儀」で2位なのに、
#GoogleではURLを入れても出てこない、と。

追記:
スパム業者(上記の2番目)からコメントが付いた(↓)が、意味が通らない。よってコメントごと放置 (4/4)

2006/02/27

Jeeves Leaves:そして誰もいなくなった

前もって聞かされていても寂しいものだ。http://www.ask.com/ から、あの執事の姿が消えてしまった。各種ツールが右側に移動され(Bloglinesの新着件数が表示されなくなっている……)、余白の増えたトップページデザインが余計に寂寥感をさそう。



#直前には、いつもの温厚な執事とは違う
もうひとつの顔を見せてくれたりもしていたのだが。

気になるのは、新生Ask.com が今後もファンを獲得してゆけるのだろうか、ということ。1月に発表されたKeynote(旧名Vividence)による「Customer Experience」ランキング調査では、
"Ask Jeeves received the greatest jump in brand perceptions once new or infrequent users had searched on their site."
(意訳:ユーザーが実際に使った後のブランド認知ではAsk Jeeves がもっとも高い伸びを見せた)
と評価されていたが、そのかなりの部分はJeeves 執事の親しみやすさに拠るところが大きかったのではないだろうか。

なお、Ask.jp からもJeeves 執事の姿が見えなくなっているが、こちらはむしろ、ごちゃごちゃのトップページを整理できたことのメリットのほうが大きいだろう。 :p

2006/02/19

Jeeves vs. Matt Cutts

今週、一番わらったのがこのMatt Cutts 氏(Google エンジニア)のエントリー 「Road trip: Ask Jeeves in Campbell」と、それに対するAsk Jeeves Blog の「A Visitor Among Us」。英文ではInside Google が簡潔にまとめているが、あらためてご紹介。

キャンプベルへ食事に訪れたCutts 氏。近くにAsk Jeeves がオフィスをオープンさせたことを思い出し、場所を調べて立ち寄ることに。ビルへ首尾よくたどりつき、カメラ付きケータイを片手に向かったが、朝早すぎたため事務所には誰もおらず。窓から覗き込んでみると、受付カウンターの中にはJeeves 執事のボードが置かれていたので記念にパチリ(写真の赤でかこまれた部分にJeeves 氏が)。

Cutts 氏がこの訪問についてエントリーを上げた2日後、Ask Jeeves Blog に事務所内を撮影しようとしているCutts 氏の姿が掲載された。なんでもJeeves 執事のボードには監視カメラが仕込まれていたそうで、右手でケータイを掲げて写真を撮るCutts 氏がはっきりと映っている。家政婦ならぬ「執事は見ていた」訳だ。

2006/02/10

A gooooood Subject!

Inside AdSense より、「A gooooood question」。あまりにも件名が秀逸なのでつい。

内容は読者からの「なんで"Ads by Google"じゃなくて"Ads by Goooooogle"って表示されるの?」という質問に答えるもの。「面白いからやってみた、記憶にも残るのでいいんじゃないかと思ってる(意訳)」というのがその答えだ。ちなみにこのエントリーの後半には
So why label our ads at all? The "Ads by Google" label helps distinguish clearly between content and ads, thus providing a more positive user experience. It also distinguishes Google ads from other ads so that when users click on Google ads, they know they can trust Google to provide high quality ads targeted to their interests. This trust provides value to both publishers and advertisers.
……広告部分とメインのコンテンツは明確に分けておきたい、その上で「Google の印が冠された広告については安心できる」というくらいの品質・関連性の高さを保ってゆきたい、という彼らの理想が語られている。それでこそサイト運営者や広告主の利益にもかなうのだと。

2006/01/07

livedoor 検索の小ワザ

Yahoo! からmixi 、Flickr まで幅広くインスパイヤされまくって失笑を買っているlivedoor (ライブドア)だが、珍しく自分の頭で考えたと思しき小ワザを見かけたのでメモ。


もとネタが何かは一目瞭然なlivedoor 検索(http://search.livedoor.com/)のUI(User Interface)。しかしMac OS X のSafari でアクセスすると、検索窓の左側に虫眼鏡マークが表示され、ドロップダウンで検索履歴を呼び出すことができる。参考までに、画像の左(奥)はFirefox 、右(手前)はSafari でアクセスした時の表示。

この小ワザ、スラッシュドットのストーリー「livedoorがFlickrにインスパイアされる」のこのあたりのコメントを見ると、
input タグの type 属性値を search にすると,Safari ではそのように表示されるようです.「お宝」のサイトもそうですね.HTML の仕様にはないっぽいですが.
だそうで、ブラウザの独自拡張に依存しているらしく、その点は残念。パクリと見せてこっそり工夫していたところは開発者の意地なんだろうか。気のまわし過ぎ?

#そういやライブドアってその昔、Windows ライクなLinux
#「Linspire (←リンスパイヤ!)」の取り扱いもやってなかったっけ?
#今日あることを想定してたんだろうか。

2006/01/06

spam の件名トップ10

米AOL から、2005年に同社サービスのユーザーへ送信されたスパムメールの件名トップ10が発表されている。「Donald Trump Wants You - Please Respond(意訳:大富豪ドナルド・トランプ氏があなたを必要としています、ぜひご連絡を)」からはじまり、「iPod nano プレゼント」やら「Lisa だけど」まで切り口はさまざま。対象も薬から住宅ローン、株式まで多岐にわたる。日本語のスパムメールは出会い系や割れ物(ソフトウェア違法コピー)系ばかりの印象が強いが、さすがは先進の地、米国。

本リストは今回が3回目の発表となるそうだが、前2回と比較してAOL では「Spammers Are Getting More Sophisticated, Devious and Dangerous(意訳:スパマー達はより洗練された、巧妙で危険な手を使うようになっている)」と評している。自分がふだんメールを使うかぎり、Thunderbird やGmail の優秀なフィルタがほとんどのスパムメールを遮断してくれるため、個々の件名は意識することなくゴミ箱に直行してしまうが、精読すればきっと、その巧拙や時々の流行りなども見えてくるのだろう。

ちなみにAOL では2005年に、平均して1日15億通、年間トータルでは5,560億通のスパムメールを遮断したとのこと。

2006/01/01

Yahoo! 落ちてた?

落ちてた、ってのも言葉が悪いが、元日の午前は左画像のような状態だったようで。年明け0時45分からの「井の中のカワズ君スペシャル」を見てYahoo! JAPANを使ったサーチが激増した、とか? 現在は復旧したようだ(1日18時時点)。

ちなみにこちらの画像で「yafoo」と検索している理由は、外部から当サイトへの来訪に至った検索クエリーの第1位だから。ちなみに2位も「yafoo! japan」だったりする。こちらの「Yafoo! JAPAN といえば」というエントリが来訪ページだが、とうぜん来訪者のニーズは満たせていないようで、Google Analytics で見ると、1ページを見ただけで離脱しているケースが多い。また発端となる検索エンジンはMSNのほか、何とYahoo! 経由のアクセスがけっこうある(いまは順位が下がったようだ)。Yahoo! で「Yafoo!」を検索って、いったい何を探しているのか。

というわけで本年も、検索エンジンやブラウザがらみの、酒場でネタにできるような、しかし業務には役立たないエントリをぼちぼちアップしてゆきたい。どうぞよろしく。

2005/12/28

Wink:タグ検索は止まらない、か?

前回のエントリー"Guten Tag:メタ「タグ検索」"を受けて、タグ検索エンジン「Wink」に関して、FAQ を参照しつつレビューなど。

まあ確かにWeb 2.0 っぽい。要はdel.icio.us やらDigg、Yahoo MyWeb などにおけるタグ付けを横断的に検索対象とし、「TagRank(タグランク)」と呼ばれる独自のアルゴリズムに基づいて検索結果を返すものだ。単にタグ付けされた回数の多寡ではなく、タグのソースや鮮度、頻度やその他の変数も参照しているとのこと("We look at tag source, freshness, frequency and other variables to determine our results." )。検索エンジンとしてのキモは良くも悪くもまずここだ。なお、ページ下部には、Google のWeb 検索結果も補足として表示されている。

「Search Results」タブの右側に「Wink Answers」なるタブが配置されており、検索ワードに対する説明が参照できる。現時点ではWikipedia から冒頭の数行を引用しているケースが多い(たとえば「Search Engine」に対するWink Answers )が、ユーザーは検索語句に対して新規に説明をつけたり、既存の説明文に対して変更・追記することが可能。こういった機能もWeb 2.0 っぽいが、さて編集合戦になりはしないか(ちょうど本家Wikipedia が何かともめているように)。

かつ「Wink Answers」の画面には「See Also: 」として関連するタグが表示されるが、クリックすると通常のタグ検索結果が表示される。これはWink Answers 内で遷移するほうがユーザビリティに適うように思うがどうか。

検索結果上部には「Related: 」として、関連するタグがいくつか表示される。Yahoo! JAPAN の「関連検索ワード」のようなものだが、精度には疑問符が。たとえば「seo」で検索すると関連タグには「matt webauthoring cutt search blog google 00est adsense blogit」と表示されるが、4番目の「cutt 」は「Matt Cutts: Gadgets, Google, and SEO」に由来するものと思われ、さすがに苗字からsを取り去るのはどうかと(……と書いたものの、これはデータのおおもとであるdel.icio.us などの仕様らしい)。

いろいろと書いてきたが、ポテンシャルのある検索サービスだと思われる。こういったサービスの常として、サービス内容は急速に拡充・改善されていくだろうから、今後も適宜ウォッチしてゆきたい。

2005/12/27

Guten Tag:メタ「タグ検索」

タグ付けされたコンテンツを横断検索できる検索エンジン「Wink 」の公開に興奮している人がいるようだ。確かに興味深いのだが、何か似たようなのがなかったっけ、とメモ代わりのソーシャルブックマーク(私が利用しているのはBlogmarks.net)をさらってみると、「Guten Tag 」(http://creative-mobs.com/gutentag/)というのが出てきた。経由はResearchBuzz!。もともと、「いまどき<メタタグ>検索かよ、と思ったらメタ<タグ検索>だった」という駄洒落をポストしようと9月下旬にブックマークしたのだが、いろいろ取り紛れて忘れていた。

久しぶりにこのGuten Tag へアクセスしてみると、http://creative-mobs.com/ ごとアクセスできなくなっている。復活を祈りつつ、上記ResearchBuzz! のエントリーなども参考にGuten Tag の特長を記述すると、まずはAjaxにより非同期に結果を呼び込むそのインターフェースが面白い。またWeb ページだけでなく写真やポッドキャストなども対象としており、タブで仕分けされている。検索対象を詳しく見るとこんな感じ:
Posts (Technorati, Icerocket), Bookmarks (Delicious, Scuttle, Yahoo, Blogmarks), Photos (Flickr, Smugmug), Podcasts (Delicious, Odeo), Videos (YouTube), and "Other" (43 Things)
ただ、呼び込まれた検索結果を日付なり人気度で並べ替えるわけではなく、ほぼそのままソース別に表示してしまっている点がイマイチ、とはResearchBuzz! も指摘するとおり。個人的には、インターフェースの面白さ+前述の駄洒落を思いついたから、というのに加え、サイト名を「こんにちは」を意味するドイツ語「Guten Tag」(Guten=good、Tag=day)にかけたそのベタなセンスも気に入った理由のひとつだったが。

なお、本エントリーのきっかけとなった「Wink」に関しても、別途エントリーを上げたいと思う。いろいろ取り紛れなければ、だが。

2005/12/01

YPN によるフィードへの広告配信

米Yahoo!がベータテスト中のYahoo Publisher Network(YPN)にて、RSS / Atom フィードへのコンテンツ連動型広告の配信が開始されている。画像サイズ480×45ピクセル、配信サーバーは「ypn-rss.overture.com 」。右下には「Ads by Yahoo!」と表記されている。


画像はブログ「Inside Google」が11月17日からAtom フィードへ張り込んでいるもの(リーダーはBloglines )。よく見ると、「Inside Google」のAtom フィードに「Yahoo! のコンテンツ連動型広告」が表示され、しかもその広告内容は「Google AdWordsの管理ツール」に関するものだ。事故とまではいかないが、なんともややこしい。

*YPN:Google のAdSense プログラムと同様の狙いをもった、米Yahoo!(および米Yahoo! Search Marketing )によるサイト運営者向けの広告配信プログラム。

*RSS / Atomフィードへの広告挿入手順(YPN):
https://publisher.yahoo.com/portal/RSSSetupGuide.php

2005/11/06

英国に特化した検索エンジン「UKWizz」、eBay で売られる

以前に紹介した、英国の検索ユーザー向けに特化した検索エンジン「UKWizz」だが、現在eBayで競売に出されている(経由:Rauru Blog)。10月末に入札が開始されており、最低入札価格は15,000米ドル。オークションは11月10日に終了予定だが、5日現在、まだ1件も入札がない。

このUKWizz が公開されてから18カ月が経過。現在では英国向けコンテンツのみ1,300万ページを取得しており、インデックスの規模では2位とのこと。開発者いわく、

The project has however reached the stage where, if it is to continue to grow, it would be in a better position to do so in someone else's care.

これまで個人の余暇を使って開発を進めてきたが、自分で管理するには大きくなり過ぎ、かといって中止するには思い入れが強く、今回オークションへかけるに至った、ということだろうか。Q&A で「どんなスキルが必要か」と問われて「Online Marketing だ。技術的に難しいことはそれほどない」と答えているのが切ない。あと5日、競売成立となるか。

2005/11/02

Firefox 続伸-蘭OneStat.com のブラウザ利用率調査から

恒例、ブラウザの利用率が蘭OneStat.com から発表された前回2005年4月の発表と比較すると、Firefox が8.69%から11.51%までシェアを伸ばしたこと、Opera が広告モデルをあきらめ無料配布に方針を切り替えたにもかかわらず減少傾向にあることなどが眼につく。Safari はMac 版IE からの切り替えが進み1.75%に。

また米国・カナダ・英国それぞれでの利用率も合わせて発表されている。反MS色が強いと思われる欧州代表の英国よりも、米・加でのFirefox 利用率が高くなっている点に注目したい。英国ではIE ユーザーが93.37%にのぼり、Firefox ユーザーは5%を切る一方、カナダではIE ユーザーが8割を割り込み、Firefox が16.98%と看過できないまでのシェアに達している。同じ英語圏でありながらこの違いは興味深い。

2005/10/27

Ask.es-スペイン語も正式版に

執事解雇のうわさ(?)に揺れるAsk Jeeves のスペイン語版が、ベータから正式版に格上げされた。

Ask Jeeves Blog: Ask España: Out of Beta and Into the:
"Just 8 months into its vertiginous transoceanic existence, Ask España is out of beta and has brought a unique and differentiated search experience to Spanish Internet users. Check it out at www.ask.es."

文中では「www.ask.es」となっているが、アクセスはhttp://es.ask.com/ へリダイレクトされる。Ask.jp 同様、キャラクターとしてのJeeves(ジーブス)氏の画像は表示されるが、タイトル等には名前が表示されていない点、押さえておきたい。日本語版には存在する「ジーブスについて」の説明ページも用意されていない。

このスペイン語版や英国版本家Ask.com と比較すると、Ask.jp のトップページがいかに雑然としているかがよく分かる。「Ask.jp 5つのメリット」などのコンテンツはよいと思うが、肝心の検索窓が目立たないくらいいろいろ配置してしまっているのは感心しない。また、せっかく「全世界最大シェアのブログ&ニュースリーダー」とBloglines を紹介しながら、新着件数が表示されないのはもったいないのでは? (*他の各国版では新着件数を表示してくれる)

2005/10/22

CSSによる隠しテキスト、間抜けな注釈つき。

Google のMatt Cutts氏が彼のブログ「Matt Cutts: Gadgets, Google, and SEO」で、間抜けなSEOスパムの実例をさらしている。
SEO Mistakes: Unwise comments

ぱっと見はきれいなMusic Box(オルゴール)のオンラインショップ。ところがCSSを外して確認すると、「visiblity:hidden」による隠しテキストのてんこ盛り。そしてこのスパムを指南したどこぞのSEO業者が、ご丁寧にもその前後に間抜けなコメントを残している。



……「ここに隠しテキストを入れてください。<H1>タグを忘れずに」って、バカ過ぎ。

2005/10/20

命名「Google」……今回は本物

スウェーデンに住むWalid Elias KAI とCarol KAI の間に9月12日、待望の男児誕生。そして夫婦はこの子を「Oliver Google KAI」と名付けた。

……と聞くと思い出すのは、今年1月に流れたニュース。いわく「ルーマニア・トランシルバニア地方の夫婦が、男児に「Yahoo(ヤフー)」と名付けた」というものだったが、のちに記者による捏造と判明している。

今回の件はGoogle KAI の写真が掲載されたWebサイトもあり、また父親が検索エンジンマーケティングに関わっていること、Google Blog でも取り上げられたことなどから信憑性は高い。しかしよく分からないのが、KAI 氏からGoogle Blog へ送られた文中の、次のくだり。

"When we first knew that my wife Carol is pregnant, I said, 'we will name our child Google.' Everyone laughed and did not take me seriously. My brother said, 'Yeah, name the next one yahoo fuji nikon."

もくろみを聞いた周囲の人はみな、当初は本気と受け取らず、KAI 氏の兄弟は「じゃあ次はyahoo fuji nikonと付けなよ」といったとのこと。しかし「Yahoo!」はともかく「fuji」と「nikon」はいかにも唐突な感あり、気になる。

2005/10/14

Google の所有ドメインリスト

幅広いサービス展開に伴って、またTyposquatting(タイポスクワッティング)を回避しようと考えれば、企業の所有するドメインは自然と増えていくもののようだ。Search Engine Watch Blog経由で、

google domains: "Domains Registered to Google Inc."

Google の所有しているドメインが一覧で確認できる。「Adsbygoogle.com」なんてのはさもありなんという感じだし、以前に話題となった「GBrouser」も「.com」「.net」「.org」で取得されている。面白いところでは、つづりをひっくり返した「Elgoog.com」(ほか「.net」「.org」)も押さえているが、「Elgoog」といえばこちらを思い浮かべてしまう私は、オールドタイマーなのだろうか。

ちなみにネタ元となったエントリーには、先般リリースされたGoogle ならではのRSSリーダー「Google Reader」に関して

The Googlereader.com domain was originally registered by a person in Seattle in April 2004. This registration expired in April 2005.
(*超訳:「Googlereader.com」はシアトル在住の個人が登録していたが、今年4月に期限切れとなり、その後にGoogle が取得した)
とある。このシアトルの方が更新していたら、Google はこのリーダーをなんと名づけていただろうか、などと想像してみるのも面白い。

2005/09/28

Google、誕生月おめでとう。

うわあ。野暮はいわない、本件、ノーコメントで。

When is Google's birthday?: "The exact date when we celebrate our birthday has moved around over the years, depending on when people feel like having cake."

#何のことかわからない人はこちらなど参照のこと。

2005/09/22

Jeeves 氏、解雇の危機

米Ask Jeeves のメインキャラクターである執事のJeeves(ジーブス)氏が、その姿を消すかもしれない。2005年7月にAsk Jeeves の買収を完了した米IAC(InterActiveCorp)のCEO、Barry Diller 氏が、検索エンジンの名称を「Ask Jeeves」から「Ask.com」に変更する意向を語った、とのこと(ネタ元:Pandia 経由でTheStreet.com ほか)。

ジーブス氏のキャラクターを使わなくなるかもしれない、という話は以前から出ていたわけが、今回はかなり可能性が高いかもしれない。懸念されるのは、Pandiaでも言われているように

many believed that the risk involved in changing a well known brand would be too big for Ask Jeeves to drop the “Jeeves” part of the name.

というあたりではないか。せっかく独自の地歩を固めつつあるだけに、無用の失速につながらなければよいが……

2005/09/21

Typosquatting:タイプミスを狙え

「Typosquatting」(タイポスクワッティング)……この単語、定着するだろうか。IT Proの記事より、


「有名サイトに似たドメイン名を取得する『Typosquatting』を多数確認」---フィンランドF-Secure
有名サイトと酷似したドメイン名を取得して,タイプミスしたユーザーをアダルト・サイトなどへ誘導するという手口は以前からよく使われている。以前はそれほど実害はなかったが,最近ではフィッシングの常套手段の一つになっている

以前に紹介した「Yafoo! JAPAN」なんかも近い線だろう。では実際、検索ポータル側ではどんな手を打っているのか。

米Google (www.google.com)の場合、「o」がひとつ多いか少ないところまでは面倒を見てくれる。つまり「www.gooogle.com」や「www.gogle.com」とタイプミスをしても、www.google.comへリダイレクトされる。

同じくふたつの「o」を抱える米Yahoo!(www.yahoo.com)も同様、「www.yahooo.com」にアクセスするとwww.yahoo.com へリダイレクトしてくれる。しかし、「www.yaho.com」だとなぜか「Sorry, the page you requested was not found.」と米Yahoo! Inc. からのメッセージが表示されてしまう。どうやら「yaho.com」のドメインは米Yahoo! が取得しているようだが……さらに不可解なことに、「www.yaho.com」に繰り返しアクセスすると、突如「Ask Yahoo!」なる謎のコンテンツが表示される。ものは試し、トライしてみてほしい。

日本企業の場合に悩ましいのは、「co.jp」ドメインが原則として1企業に1つと限定されていること。グーグル日本法人が「gooogle.co.jp」や「gogle.co.jp」を取得してTyposquatting を回避しようとしても、現実にはかなり難しいだろう。と、ここまで書いて思い出した……「goo.co.jp」……(←分からない人はまわりのおじさんに聞いてみよう)