米AOL から、2005年に同社サービスのユーザーへ送信されたスパムメールの件名トップ10が発表されている。「Donald Trump Wants You - Please Respond(意訳:大富豪ドナルド・トランプ氏があなたを必要としています、ぜひご連絡を)」からはじまり、「iPod nano プレゼント」やら「Lisa だけど」まで切り口はさまざま。対象も薬から住宅ローン、株式まで多岐にわたる。日本語のスパムメールは出会い系や割れ物(ソフトウェア違法コピー)系ばかりの印象が強いが、さすがは先進の地、米国。
本リストは今回が3回目の発表となるそうだが、前2回と比較してAOL では「Spammers Are Getting More Sophisticated, Devious and Dangerous(意訳:スパマー達はより洗練された、巧妙で危険な手を使うようになっている)」と評している。自分がふだんメールを使うかぎり、Thunderbird やGmail の優秀なフィルタがほとんどのスパムメールを遮断してくれるため、個々の件名は意識することなくゴミ箱に直行してしまうが、精読すればきっと、その巧拙や時々の流行りなども見えてくるのだろう。
ちなみにAOL では2005年に、平均して1日15億通、年間トータルでは5,560億通のスパムメールを遮断したとのこと。
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