2006/05/09

SEO の価格破壊?

8日(月)朝の日本経済新聞には驚かされた。11面「新進気鋭」に某SEM 会社がとりあげられていて、おおむね常識的な紹介のされ方だったのだが、最後段に目を疑うような記述が。なんと、
"従来型のSEO だけのサービスでは半年契約で五十万円程度。"
……月額の間違いだろうか。そうであると信じたい。半年50万円では2002年頃のプライスに逆戻りだ。

まあ別に、ターゲットとする企業の規模によってはそういう価格設定もアリだろう。しかし、このSEM 会社の場合は違うような気が。記事に書かれている内容を本気で実践して、その値段でどうして工数割れしないのか、不思議でしかたがない。価格破壊というより品質破壊と呼ぶべきだろうか。


……気分が乗ってきたのでもう少しばかり。いわゆる「成果報酬型のSEO」なる謳い文句を目にすることが増えた。導入前に双方で取り決めた順位まで上昇した時点から、順位の変動に応じて月々の費用が発生する、というタイプのSEO らしい。企業側では、成果が出るまで支払いを行う必要がなく、発注しやすいということで歓迎する向きもあるようだ。

しかし実のところ、「成果報酬型」と「SEO」は相性が悪い。

SEO の日本語訳「検索エンジン最適化」とは、「検索エンジンに適切に評価されるよう、自サイト内外の状態を最適化すること」。実際にサイト内の構造やページ記述から、サイト外からのリンクの形まで最適化が行われ、ページの主題となるキーワードで上位に表示されると、(それこそGoogle 八分にでもあわない限り)しばらくはその順位がキープされてゆくことがほとんどだ。

となれば、成果報酬型のSEO サービスに対して「契約期間終了(もしくは破棄)後も上位に表示されつづけたら業者側が損をするのではないか」という疑問がわく。しかし実際には、契約終了後しばらくすると急激に順位が下降する(らしい)。これには当然からくりがあって、このタイプの業者は自分たちで制御可能な要因、つまり自社で保有するサイトやリンク集から、キーワードを含んだ大量のリンクをクライアントのサイトへ発生させているだけなのだそうだ(と伝聞調)。

これは本当にSEO の名に値するものなのだろうか。けっこうな費用を払ってもクライアント側には何のノウハウも残らず、契約終了とともに強力な外部リンクも撤去される。残るのは順位の下がった自社のサイトだけ。……ぼちぼち考え直す次期に来ているのではないだろうか? クライアントも、SEO 会社も。

2006/04/06

オトナ語を検索(JWord)

2003年に反響を呼んだ「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気コンテンツ「オトナ語の謎。」がJwordで検索可能に(GMOのプレスリリース)。使い方を見ると「調べたいオトナ語の後ろに?をつけて検索するだけ」のようだ。例えば「さくっと?」とか。


おー、いい感じだなあ。前掲のリリースによれば
JWord社は、今後もこのような提携を行い、様々なコンテンツのご提供など、JWord検索サービスをご利用いただける環境をさらに拡大……(後略)
とのことなので、今後に期待したい。この手のネタがいくつか追加されるようであれば、いつかはJWordプラグインをインストールする日も来るかもしれない(……いや、ないか)。

2006/03/31

インデックス削除をくらったスパム業者のリスト

今回、Google様の逆鱗に触れたスパム業者(と思しきサイト)のうちいくつかをさらしてみるテスト。怖いのでリンクは張らない。
  • http://www.basicinc.jp/
  • http://www.linktouroku.com/
  • http://www.f-ture.com/seo/
何社かは、こんな事態になっても(なったからこそ?)アドワーズ広告に出稿したりしていて哀れを誘う。(→「SEO リンク」などで検索してみよう)

そういや、今回の騒動の火付け役となった「SEOに詳しい葬儀屋」ってこの人?
  • http://www.alpha-net.ne.jp/users2/sato1976/
#ここのサイトもインデックスから削除されてるような。
#Yahoo! JAPANでは「葬儀」で2位なのに、
#GoogleではURLを入れても出てこない、と。

追記:
スパム業者(上記の2番目)からコメントが付いた(↓)が、意味が通らない。よってコメントごと放置 (4/4)

2006/02/27

Jeeves Leaves:そして誰もいなくなった

前もって聞かされていても寂しいものだ。http://www.ask.com/ から、あの執事の姿が消えてしまった。各種ツールが右側に移動され(Bloglinesの新着件数が表示されなくなっている……)、余白の増えたトップページデザインが余計に寂寥感をさそう。



#直前には、いつもの温厚な執事とは違う
もうひとつの顔を見せてくれたりもしていたのだが。

気になるのは、新生Ask.com が今後もファンを獲得してゆけるのだろうか、ということ。1月に発表されたKeynote(旧名Vividence)による「Customer Experience」ランキング調査では、
"Ask Jeeves received the greatest jump in brand perceptions once new or infrequent users had searched on their site."
(意訳:ユーザーが実際に使った後のブランド認知ではAsk Jeeves がもっとも高い伸びを見せた)
と評価されていたが、そのかなりの部分はJeeves 執事の親しみやすさに拠るところが大きかったのではないだろうか。

なお、Ask.jp からもJeeves 執事の姿が見えなくなっているが、こちらはむしろ、ごちゃごちゃのトップページを整理できたことのメリットのほうが大きいだろう。 :p

2006/02/19

Jeeves vs. Matt Cutts

今週、一番わらったのがこのMatt Cutts 氏(Google エンジニア)のエントリー 「Road trip: Ask Jeeves in Campbell」と、それに対するAsk Jeeves Blog の「A Visitor Among Us」。英文ではInside Google が簡潔にまとめているが、あらためてご紹介。

キャンプベルへ食事に訪れたCutts 氏。近くにAsk Jeeves がオフィスをオープンさせたことを思い出し、場所を調べて立ち寄ることに。ビルへ首尾よくたどりつき、カメラ付きケータイを片手に向かったが、朝早すぎたため事務所には誰もおらず。窓から覗き込んでみると、受付カウンターの中にはJeeves 執事のボードが置かれていたので記念にパチリ(写真の赤でかこまれた部分にJeeves 氏が)。

Cutts 氏がこの訪問についてエントリーを上げた2日後、Ask Jeeves Blog に事務所内を撮影しようとしているCutts 氏の姿が掲載された。なんでもJeeves 執事のボードには監視カメラが仕込まれていたそうで、右手でケータイを掲げて写真を撮るCutts 氏がはっきりと映っている。家政婦ならぬ「執事は見ていた」訳だ。

2006/02/10

A gooooood Subject!

Inside AdSense より、「A gooooood question」。あまりにも件名が秀逸なのでつい。

内容は読者からの「なんで"Ads by Google"じゃなくて"Ads by Goooooogle"って表示されるの?」という質問に答えるもの。「面白いからやってみた、記憶にも残るのでいいんじゃないかと思ってる(意訳)」というのがその答えだ。ちなみにこのエントリーの後半には
So why label our ads at all? The "Ads by Google" label helps distinguish clearly between content and ads, thus providing a more positive user experience. It also distinguishes Google ads from other ads so that when users click on Google ads, they know they can trust Google to provide high quality ads targeted to their interests. This trust provides value to both publishers and advertisers.
……広告部分とメインのコンテンツは明確に分けておきたい、その上で「Google の印が冠された広告については安心できる」というくらいの品質・関連性の高さを保ってゆきたい、という彼らの理想が語られている。それでこそサイト運営者や広告主の利益にもかなうのだと。

2006/01/07

livedoor 検索の小ワザ

Yahoo! からmixi 、Flickr まで幅広くインスパイヤされまくって失笑を買っているlivedoor (ライブドア)だが、珍しく自分の頭で考えたと思しき小ワザを見かけたのでメモ。


もとネタが何かは一目瞭然なlivedoor 検索(http://search.livedoor.com/)のUI(User Interface)。しかしMac OS X のSafari でアクセスすると、検索窓の左側に虫眼鏡マークが表示され、ドロップダウンで検索履歴を呼び出すことができる。参考までに、画像の左(奥)はFirefox 、右(手前)はSafari でアクセスした時の表示。

この小ワザ、スラッシュドットのストーリー「livedoorがFlickrにインスパイアされる」のこのあたりのコメントを見ると、
input タグの type 属性値を search にすると,Safari ではそのように表示されるようです.「お宝」のサイトもそうですね.HTML の仕様にはないっぽいですが.
だそうで、ブラウザの独自拡張に依存しているらしく、その点は残念。パクリと見せてこっそり工夫していたところは開発者の意地なんだろうか。気のまわし過ぎ?

#そういやライブドアってその昔、Windows ライクなLinux
#「Linspire (←リンスパイヤ!)」の取り扱いもやってなかったっけ?
#今日あることを想定してたんだろうか。

2006/01/06

spam の件名トップ10

米AOL から、2005年に同社サービスのユーザーへ送信されたスパムメールの件名トップ10が発表されている。「Donald Trump Wants You - Please Respond(意訳:大富豪ドナルド・トランプ氏があなたを必要としています、ぜひご連絡を)」からはじまり、「iPod nano プレゼント」やら「Lisa だけど」まで切り口はさまざま。対象も薬から住宅ローン、株式まで多岐にわたる。日本語のスパムメールは出会い系や割れ物(ソフトウェア違法コピー)系ばかりの印象が強いが、さすがは先進の地、米国。

本リストは今回が3回目の発表となるそうだが、前2回と比較してAOL では「Spammers Are Getting More Sophisticated, Devious and Dangerous(意訳:スパマー達はより洗練された、巧妙で危険な手を使うようになっている)」と評している。自分がふだんメールを使うかぎり、Thunderbird やGmail の優秀なフィルタがほとんどのスパムメールを遮断してくれるため、個々の件名は意識することなくゴミ箱に直行してしまうが、精読すればきっと、その巧拙や時々の流行りなども見えてくるのだろう。

ちなみにAOL では2005年に、平均して1日15億通、年間トータルでは5,560億通のスパムメールを遮断したとのこと。

2006/01/01

Yahoo! 落ちてた?

落ちてた、ってのも言葉が悪いが、元日の午前は左画像のような状態だったようで。年明け0時45分からの「井の中のカワズ君スペシャル」を見てYahoo! JAPANを使ったサーチが激増した、とか? 現在は復旧したようだ(1日18時時点)。

ちなみにこちらの画像で「yafoo」と検索している理由は、外部から当サイトへの来訪に至った検索クエリーの第1位だから。ちなみに2位も「yafoo! japan」だったりする。こちらの「Yafoo! JAPAN といえば」というエントリが来訪ページだが、とうぜん来訪者のニーズは満たせていないようで、Google Analytics で見ると、1ページを見ただけで離脱しているケースが多い。また発端となる検索エンジンはMSNのほか、何とYahoo! 経由のアクセスがけっこうある(いまは順位が下がったようだ)。Yahoo! で「Yafoo!」を検索って、いったい何を探しているのか。

というわけで本年も、検索エンジンやブラウザがらみの、酒場でネタにできるような、しかし業務には役立たないエントリをぼちぼちアップしてゆきたい。どうぞよろしく。

2005/12/28

Wink:タグ検索は止まらない、か?

前回のエントリー"Guten Tag:メタ「タグ検索」"を受けて、タグ検索エンジン「Wink」に関して、FAQ を参照しつつレビューなど。

まあ確かにWeb 2.0 っぽい。要はdel.icio.us やらDigg、Yahoo MyWeb などにおけるタグ付けを横断的に検索対象とし、「TagRank(タグランク)」と呼ばれる独自のアルゴリズムに基づいて検索結果を返すものだ。単にタグ付けされた回数の多寡ではなく、タグのソースや鮮度、頻度やその他の変数も参照しているとのこと("We look at tag source, freshness, frequency and other variables to determine our results." )。検索エンジンとしてのキモは良くも悪くもまずここだ。なお、ページ下部には、Google のWeb 検索結果も補足として表示されている。

「Search Results」タブの右側に「Wink Answers」なるタブが配置されており、検索ワードに対する説明が参照できる。現時点ではWikipedia から冒頭の数行を引用しているケースが多い(たとえば「Search Engine」に対するWink Answers )が、ユーザーは検索語句に対して新規に説明をつけたり、既存の説明文に対して変更・追記することが可能。こういった機能もWeb 2.0 っぽいが、さて編集合戦になりはしないか(ちょうど本家Wikipedia が何かともめているように)。

かつ「Wink Answers」の画面には「See Also: 」として関連するタグが表示されるが、クリックすると通常のタグ検索結果が表示される。これはWink Answers 内で遷移するほうがユーザビリティに適うように思うがどうか。

検索結果上部には「Related: 」として、関連するタグがいくつか表示される。Yahoo! JAPAN の「関連検索ワード」のようなものだが、精度には疑問符が。たとえば「seo」で検索すると関連タグには「matt webauthoring cutt search blog google 00est adsense blogit」と表示されるが、4番目の「cutt 」は「Matt Cutts: Gadgets, Google, and SEO」に由来するものと思われ、さすがに苗字からsを取り去るのはどうかと(……と書いたものの、これはデータのおおもとであるdel.icio.us などの仕様らしい)。

いろいろと書いてきたが、ポテンシャルのある検索サービスだと思われる。こういったサービスの常として、サービス内容は急速に拡充・改善されていくだろうから、今後も適宜ウォッチしてゆきたい。

2005/12/27

Guten Tag:メタ「タグ検索」

タグ付けされたコンテンツを横断検索できる検索エンジン「Wink 」の公開に興奮している人がいるようだ。確かに興味深いのだが、何か似たようなのがなかったっけ、とメモ代わりのソーシャルブックマーク(私が利用しているのはBlogmarks.net)をさらってみると、「Guten Tag 」(http://creative-mobs.com/gutentag/)というのが出てきた。経由はResearchBuzz!。もともと、「いまどき<メタタグ>検索かよ、と思ったらメタ<タグ検索>だった」という駄洒落をポストしようと9月下旬にブックマークしたのだが、いろいろ取り紛れて忘れていた。

久しぶりにこのGuten Tag へアクセスしてみると、http://creative-mobs.com/ ごとアクセスできなくなっている。復活を祈りつつ、上記ResearchBuzz! のエントリーなども参考にGuten Tag の特長を記述すると、まずはAjaxにより非同期に結果を呼び込むそのインターフェースが面白い。またWeb ページだけでなく写真やポッドキャストなども対象としており、タブで仕分けされている。検索対象を詳しく見るとこんな感じ:
Posts (Technorati, Icerocket), Bookmarks (Delicious, Scuttle, Yahoo, Blogmarks), Photos (Flickr, Smugmug), Podcasts (Delicious, Odeo), Videos (YouTube), and "Other" (43 Things)
ただ、呼び込まれた検索結果を日付なり人気度で並べ替えるわけではなく、ほぼそのままソース別に表示してしまっている点がイマイチ、とはResearchBuzz! も指摘するとおり。個人的には、インターフェースの面白さ+前述の駄洒落を思いついたから、というのに加え、サイト名を「こんにちは」を意味するドイツ語「Guten Tag」(Guten=good、Tag=day)にかけたそのベタなセンスも気に入った理由のひとつだったが。

なお、本エントリーのきっかけとなった「Wink」に関しても、別途エントリーを上げたいと思う。いろいろ取り紛れなければ、だが。

2005/12/01

YPN によるフィードへの広告配信

米Yahoo!がベータテスト中のYahoo Publisher Network(YPN)にて、RSS / Atom フィードへのコンテンツ連動型広告の配信が開始されている。画像サイズ480×45ピクセル、配信サーバーは「ypn-rss.overture.com 」。右下には「Ads by Yahoo!」と表記されている。


画像はブログ「Inside Google」が11月17日からAtom フィードへ張り込んでいるもの(リーダーはBloglines )。よく見ると、「Inside Google」のAtom フィードに「Yahoo! のコンテンツ連動型広告」が表示され、しかもその広告内容は「Google AdWordsの管理ツール」に関するものだ。事故とまではいかないが、なんともややこしい。

*YPN:Google のAdSense プログラムと同様の狙いをもった、米Yahoo!(および米Yahoo! Search Marketing )によるサイト運営者向けの広告配信プログラム。

*RSS / Atomフィードへの広告挿入手順(YPN):
https://publisher.yahoo.com/portal/RSSSetupGuide.php

2005/11/06

英国に特化した検索エンジン「UKWizz」、eBay で売られる

以前に紹介した、英国の検索ユーザー向けに特化した検索エンジン「UKWizz」だが、現在eBayで競売に出されている(経由:Rauru Blog)。10月末に入札が開始されており、最低入札価格は15,000米ドル。オークションは11月10日に終了予定だが、5日現在、まだ1件も入札がない。

このUKWizz が公開されてから18カ月が経過。現在では英国向けコンテンツのみ1,300万ページを取得しており、インデックスの規模では2位とのこと。開発者いわく、

The project has however reached the stage where, if it is to continue to grow, it would be in a better position to do so in someone else's care.

これまで個人の余暇を使って開発を進めてきたが、自分で管理するには大きくなり過ぎ、かといって中止するには思い入れが強く、今回オークションへかけるに至った、ということだろうか。Q&A で「どんなスキルが必要か」と問われて「Online Marketing だ。技術的に難しいことはそれほどない」と答えているのが切ない。あと5日、競売成立となるか。

2005/11/02

Firefox 続伸-蘭OneStat.com のブラウザ利用率調査から

恒例、ブラウザの利用率が蘭OneStat.com から発表された前回2005年4月の発表と比較すると、Firefox が8.69%から11.51%までシェアを伸ばしたこと、Opera が広告モデルをあきらめ無料配布に方針を切り替えたにもかかわらず減少傾向にあることなどが眼につく。Safari はMac 版IE からの切り替えが進み1.75%に。

また米国・カナダ・英国それぞれでの利用率も合わせて発表されている。反MS色が強いと思われる欧州代表の英国よりも、米・加でのFirefox 利用率が高くなっている点に注目したい。英国ではIE ユーザーが93.37%にのぼり、Firefox ユーザーは5%を切る一方、カナダではIE ユーザーが8割を割り込み、Firefox が16.98%と看過できないまでのシェアに達している。同じ英語圏でありながらこの違いは興味深い。

2005/10/27

Ask.es-スペイン語も正式版に

執事解雇のうわさ(?)に揺れるAsk Jeeves のスペイン語版が、ベータから正式版に格上げされた。

Ask Jeeves Blog: Ask España: Out of Beta and Into the:
"Just 8 months into its vertiginous transoceanic existence, Ask España is out of beta and has brought a unique and differentiated search experience to Spanish Internet users. Check it out at www.ask.es."

文中では「www.ask.es」となっているが、アクセスはhttp://es.ask.com/ へリダイレクトされる。Ask.jp 同様、キャラクターとしてのJeeves(ジーブス)氏の画像は表示されるが、タイトル等には名前が表示されていない点、押さえておきたい。日本語版には存在する「ジーブスについて」の説明ページも用意されていない。

このスペイン語版や英国版本家Ask.com と比較すると、Ask.jp のトップページがいかに雑然としているかがよく分かる。「Ask.jp 5つのメリット」などのコンテンツはよいと思うが、肝心の検索窓が目立たないくらいいろいろ配置してしまっているのは感心しない。また、せっかく「全世界最大シェアのブログ&ニュースリーダー」とBloglines を紹介しながら、新着件数が表示されないのはもったいないのでは? (*他の各国版では新着件数を表示してくれる)

2005/10/22

CSSによる隠しテキスト、間抜けな注釈つき。

Google のMatt Cutts氏が彼のブログ「Matt Cutts: Gadgets, Google, and SEO」で、間抜けなSEOスパムの実例をさらしている。
SEO Mistakes: Unwise comments

ぱっと見はきれいなMusic Box(オルゴール)のオンラインショップ。ところがCSSを外して確認すると、「visiblity:hidden」による隠しテキストのてんこ盛り。そしてこのスパムを指南したどこぞのSEO業者が、ご丁寧にもその前後に間抜けなコメントを残している。



……「ここに隠しテキストを入れてください。<H1>タグを忘れずに」って、バカ過ぎ。

2005/10/20

命名「Google」……今回は本物

スウェーデンに住むWalid Elias KAI とCarol KAI の間に9月12日、待望の男児誕生。そして夫婦はこの子を「Oliver Google KAI」と名付けた。

……と聞くと思い出すのは、今年1月に流れたニュース。いわく「ルーマニア・トランシルバニア地方の夫婦が、男児に「Yahoo(ヤフー)」と名付けた」というものだったが、のちに記者による捏造と判明している。

今回の件はGoogle KAI の写真が掲載されたWebサイトもあり、また父親が検索エンジンマーケティングに関わっていること、Google Blog でも取り上げられたことなどから信憑性は高い。しかしよく分からないのが、KAI 氏からGoogle Blog へ送られた文中の、次のくだり。

"When we first knew that my wife Carol is pregnant, I said, 'we will name our child Google.' Everyone laughed and did not take me seriously. My brother said, 'Yeah, name the next one yahoo fuji nikon."

もくろみを聞いた周囲の人はみな、当初は本気と受け取らず、KAI 氏の兄弟は「じゃあ次はyahoo fuji nikonと付けなよ」といったとのこと。しかし「Yahoo!」はともかく「fuji」と「nikon」はいかにも唐突な感あり、気になる。

2005/10/14

Google の所有ドメインリスト

幅広いサービス展開に伴って、またTyposquatting(タイポスクワッティング)を回避しようと考えれば、企業の所有するドメインは自然と増えていくもののようだ。Search Engine Watch Blog経由で、

google domains: "Domains Registered to Google Inc."

Google の所有しているドメインが一覧で確認できる。「Adsbygoogle.com」なんてのはさもありなんという感じだし、以前に話題となった「GBrouser」も「.com」「.net」「.org」で取得されている。面白いところでは、つづりをひっくり返した「Elgoog.com」(ほか「.net」「.org」)も押さえているが、「Elgoog」といえばこちらを思い浮かべてしまう私は、オールドタイマーなのだろうか。

ちなみにネタ元となったエントリーには、先般リリースされたGoogle ならではのRSSリーダー「Google Reader」に関して

The Googlereader.com domain was originally registered by a person in Seattle in April 2004. This registration expired in April 2005.
(*超訳:「Googlereader.com」はシアトル在住の個人が登録していたが、今年4月に期限切れとなり、その後にGoogle が取得した)
とある。このシアトルの方が更新していたら、Google はこのリーダーをなんと名づけていただろうか、などと想像してみるのも面白い。

2005/09/28

Google、誕生月おめでとう。

うわあ。野暮はいわない、本件、ノーコメントで。

When is Google's birthday?: "The exact date when we celebrate our birthday has moved around over the years, depending on when people feel like having cake."

#何のことかわからない人はこちらなど参照のこと。

2005/09/22

Jeeves 氏、解雇の危機

米Ask Jeeves のメインキャラクターである執事のJeeves(ジーブス)氏が、その姿を消すかもしれない。2005年7月にAsk Jeeves の買収を完了した米IAC(InterActiveCorp)のCEO、Barry Diller 氏が、検索エンジンの名称を「Ask Jeeves」から「Ask.com」に変更する意向を語った、とのこと(ネタ元:Pandia 経由でTheStreet.com ほか)。

ジーブス氏のキャラクターを使わなくなるかもしれない、という話は以前から出ていたわけが、今回はかなり可能性が高いかもしれない。懸念されるのは、Pandiaでも言われているように

many believed that the risk involved in changing a well known brand would be too big for Ask Jeeves to drop the “Jeeves” part of the name.

というあたりではないか。せっかく独自の地歩を固めつつあるだけに、無用の失速につながらなければよいが……

2005/09/21

Typosquatting:タイプミスを狙え

「Typosquatting」(タイポスクワッティング)……この単語、定着するだろうか。IT Proの記事より、


「有名サイトに似たドメイン名を取得する『Typosquatting』を多数確認」---フィンランドF-Secure
有名サイトと酷似したドメイン名を取得して,タイプミスしたユーザーをアダルト・サイトなどへ誘導するという手口は以前からよく使われている。以前はそれほど実害はなかったが,最近ではフィッシングの常套手段の一つになっている

以前に紹介した「Yafoo! JAPAN」なんかも近い線だろう。では実際、検索ポータル側ではどんな手を打っているのか。

米Google (www.google.com)の場合、「o」がひとつ多いか少ないところまでは面倒を見てくれる。つまり「www.gooogle.com」や「www.gogle.com」とタイプミスをしても、www.google.comへリダイレクトされる。

同じくふたつの「o」を抱える米Yahoo!(www.yahoo.com)も同様、「www.yahooo.com」にアクセスするとwww.yahoo.com へリダイレクトしてくれる。しかし、「www.yaho.com」だとなぜか「Sorry, the page you requested was not found.」と米Yahoo! Inc. からのメッセージが表示されてしまう。どうやら「yaho.com」のドメインは米Yahoo! が取得しているようだが……さらに不可解なことに、「www.yaho.com」に繰り返しアクセスすると、突如「Ask Yahoo!」なる謎のコンテンツが表示される。ものは試し、トライしてみてほしい。

日本企業の場合に悩ましいのは、「co.jp」ドメインが原則として1企業に1つと限定されていること。グーグル日本法人が「gooogle.co.jp」や「gogle.co.jp」を取得してTyposquatting を回避しようとしても、現実にはかなり難しいだろう。と、ここまで書いて思い出した……「goo.co.jp」……(←分からない人はまわりのおじさんに聞いてみよう)

2005/09/20

Google Earth、アフリカにも横浜にも

Google Earth に、アフリカ大陸の息吹を伝える美しい画像や紀行文のレイヤーが追加された。提供はあの「National Geographic」。
(ネタ元:Google Blog

で、上記のレイヤーを確認して、ついでに日本国内をのぞいてみて気づいたのだが、以前は日本国内では東京だけしか用意されていなかった詳細地図が、横浜はじめ多くの都市でも見られるようになっている(写真は横浜みなとみらい)。すげー。

#前から見られたっけ?
#私が気づかなかっただけ?

ちなみにGoogle ローカルにはまだ反映されていないようだ。楽しみに待ちたい。

【9/21 追記】
Google Earth Blog で、インデックスの大幅な増強が告知されていた。
Major New Database Enhancements to Google Earth
文中のリンク先から新たに追加された都市が確認できる。

日本国内では、

Hiroshima, Japan; Kobe, Japan; Osaka, Japan; Kyoto, Japan; Nagoya, Japan; Sapporo, Japan;

が新たに詳細データの追加された都市となる。

#せっかくなので広島の原爆ドームを見ようと思ったら、
#その区域がちょうど狭間に入っていて
#従来どおりの粗い画像データしか閲覧できない。
#作為的なものではないと信じたいが……

2005/09/06

まだまだマニア向け? 「SEOの概要を知っている」は13.6%

Japan.internet.com のデイリーリサーチ に興味深い結果が。『周りが使っているから…、7割以上が「理解していない IT 用語使う」』という記事中、「下の用語で概要を知っているものはどれですか。全て挙げてください」という設問に対し、「SEO」を挙げた人は300人中41人。13.6%だ。まだまだ努力が足りない、か……もちろん、自身でWeb サイトを持たない限りSEO には縁がないだろうし、必ずしも全員が必要とする手法ではない訳だけれど。(画像の出典はインターネットコム)

さらに追い打ちが。文中、

"では、IT 関連用語はなぜ難しいのだろうか。(中略)「アルファベットが多い」や「耳になじまない」などの理由を見る限り、そもそも日本人には合わないものなのかもしれない。"

……そんなことを言わないでくれ。また記事タイトルにもなっているが、

"「周りが使っているために、自分も意味を理解していない IT 用語を使うことがある」という人は7割を超えている。"

というのは、さもありなん、という感じ。自分では職業柄、知ったかぶりはしないよう心がけているが、これだけ新語が出てくる状況では、一般的には仕方もないか。

5月ごろに参加したブログ関係の集まりで、旧知の記者の方から「RSSという単語にどう注釈をつけようか、困っている」という話を聞いたことがあった。しかし、今回の結果(「RSS」も健闘し、19歳以下で32人、20代・30代で26人だった)を見ると、ブログまわりはそれなりに浸透してきているのかもしれない。しかし一方、決済権限を持つクラスへの浸透はまだまだともいえる。サンプル数が少ないのでできれば増やしていただいて、ぜひ定期的に実施してほしい調査だ。

2005/08/29

Domain Hacks で語呂合わせ

これも面白い。jmblog経由で、「Domain Hacks™ - Domain Hacks for hackers」。自分の気になる単語をサイト名にするにはどういうドメインがいいか、に答えを出してくれる(例:search → http://sear.ch/)。先般、はてなのCTOがドメイン「yai.to」を取得して、

yai.to って何ってそりゃ nao.yai.to ですよ。何に使おうかな。フフ。

と書いたのに近い発想だ。

試しに「SEM-Bar」を見ると「http://sem-b.ar/」など3件の候補が表示される。「kuroyagi」だと「http://kuroya.gi/」など。この「.gi」はGibraltar(ジブラルタル)ドメインだそうで。ジブラルタルかあ……

なお、「.to」(トンガ)や「.tv」(ツヴァル)など広く解放されているものを除き、国別ドメインを国外のサーバー(正確には、別の国に割り当てられたIPアドレス)で運用することは、検索エンジンの誤認識を招く恐れがあるため避けた方がよい、と某メジャー検索エンジン本社のエンジニアが数年前に語っていた。ただし現在も同じ状況かどうかは追っていないのであしからず。

2005/08/24

Overture「キーワードアドバイスツール」の信頼性

本エントリーのタイトルを見てぎょっとした方がいるかもしれないが、何も「キーワードアドバイスツール」の精度が低いとかそういう話ではない。検索回数として表示される数値に、何割かノイズが乗ってないか、という疑問を持っただけだ。

右の画像は「SEO」と検索された回数を調べた際のキャプチャ画面。2005年7月には30,469回も検索されている。いやー、やっぱり「SEO」という単語でSEOかけて上位表示させなきゃ、という誘惑にかられるが、ちょっと待った。

このツールでは、その単語が他にどういう組み合わせで検索されたかも同時に提示してくれるのだが、下のほうに、ぱっと見では意味不明な検索の組み合わせが。「link seo indiepreneur biz」が235回、「site seo indiepreneur biz seo サービス」が147回……業者! ツールまわし過ぎ!!

(ピンと来ない方のために:前者はリンク元の調査、後者はサイト内検索を行っている。回数の多さから考えると、何らかの順位計測ツールを使ったのではないだろうか)

この分では「SEO」の30,469回という検索回数も、どこまでがユーザーによる検索なのか、怪しくなってくる。他のメジャーな検索キーワードについても同様だ。

SEOの実作業においてツール類を使うな、というのも現実的ではないだろうけど、節度を持たないと各種データの信頼性に関わってくる。そしていずれは、技術革新のための収益の源泉となっている検索連動型広告の品質低下と、業界の停滞にもつながりかねない。酒場で話すには真面目な内容になってしまったが、あえて苦言を呈したい。

#もう一点。「SEO対策」で7,727回も検索されているが、
#SEOは何の意味か理解しているのだろうか。
#「検索エンジン最適化」へ対策してどうする?
#きっと「馬から落ちて落馬」に違和感を覚えないタイプなのだろう。

2005/08/23

Google Maps APIを利用した世界遺産ガイド

お、これはすごい!
フォートラベル:世界地図で見る世界遺産ガイド

遺跡マニアの私としてはかなりグッとつかまれた感じ(親会社はちょっとアレだが)。吹き出しが範囲外に出たときに、自動で全体を下げてくれないのが減点ポイントか。

Google Maps APIを利用したサービスもいろいろ出てきているが、今のところ、個人的には今回の世界遺産ガイドが最大のヒットだ。

2005/08/12

2番も3番も同じ、ではない

Googleで検索する際、キーワードによってはWeb検索結果の上に最大2件のアドワーズ広告が表示される。プレミアムポジションと呼ばれるものだが、この枠が最大3件分に拡大された。

アドワーズ広告のプレミアムポジションが3枠に拡大-(((SEM-ch))):
"グーグルは8月11日、自社の検索サイト(http://www.google.co.jp/)で掲載するアドワーズ広告について、これまで2枠まで用意されていた検索結果上部の「プレミアム・ポジション」に新たに3段目を用意し、パフォーマンスが良いと判断されたアドワーズ広告の掲載を開始した。"


まず2枠ありきで、さらに3枠目を加えるかどうか判定している。そのため(Internet Explorerではなんともないが)Firefoxで表示させると1~2件目と3件目の間にかすかな空きスペースが見受けられる。クロスチェックしてないんだろうか? (画像参照)

2005/08/09

清濁あわせ呑むYST

Yahoo!がインデックスを大幅に増強した。検索の対象となるWebページは192億、画像などを含めた総計では200億以上に上るという。(経由:SEM-ch


Our Blog is Growing Up – And So Has Our Index:
"this update includes just over 19.2 billion web documents, 1.6 billion images, and over 50 million audio and video files."

基本、大きいことはよいことなのだろうが、少しゴミが多すぎないか? 例えば「SEM」での検索結果。「壱央へSEMは車は安弥菜をon the page factorsへ福多です」って……(画像参照。一部、モザイク処理済み)



厨房がSEOコンテストの類に便乗してイタズラした残骸らしい。ゴミに挟まれたF社はお気の毒としかいいようがない。

2005/08/06

Baidu.com(百度)が鮮烈デビュー

中国版Google とも称される検索エンジン「Baidu.com」(百度)が8月5日、米NASDAQ市場へ新規株式公開(IPO)を行い、1株あたりの売り出し価格27米ドルに対して125.96ドルと高い評価を得て初日の取引を終えた。ティッカーシンボルは「BIDU」。(参考:Yahoo! Finance およびForbes.com )Baidu.com へは2004年6月にGoogle が出資したことでも話題となったが、それから約1年でNASDAQへの上場を果たした。

Baidu.com のトップページにアクセスすると、ロゴの足跡マークへ「NASDAQ」の札がつけられていることに気づく。クリックするとユーザーへ上場を報告する特設ページへ移動するが、ページが勝手に縦スクロールされていくのは気持ちのよいものではないなあ。

……ところでマイクロソフトが「start.com」でパーソナライズド検索を実験している。デフォルトのトップページにはGoogle、Yahoo!、microsoft の株価が並んで表示されており興味深いが、いずれBaidu.comもここに並ぶようになるだろうか。ちなみに自宅のiBook から開いてみてはじめて気づいたのだが、start.com をSafari 1.3 で表示するとパーソナライズド可能な部分がまったく表示されず、こちらも興味深い(↓)。

2005/08/02

@ITのRSSに……



300×40ピクセルのバナー広告が掲載されている。内容はご覧のとおりの自社広告で、配信はads.ait.valueclick.jp から行われている。3~4件のエントリーごとに1件のバナーが張り込まれているようだが、選定の基準はパッと見た限りでは不明。

RSSへの広告掲載はいま注目の分野だが、この見せ方では脈絡がなさ過ぎてクリックされないのでは、というのが率直な感想だ。

2005/07/31

ドンドンよくなるFirefox の拡張

かなり前の話で申し訳ないが、「Google Toolbar for Firefox」のリリースに合わせてSearch Engine Watch に「Still More Cool Firefox Tools」という記事が掲載された。Yahoo! ToolbarのFirefox版(http://toolbar.yahoo.com/firefox)も1.0として正式公開されたことだし、Firefox の役立つエクステンションということで上掲記事の内容を簡単にご紹介。

  • CustomizeGoogle
    Google での検索結果に、Y! / Ask / MSN などでの再検索のリンクを追加できるほか、特定サイトのURLを検索結果から除くなどの機能も。

  • Resize Search Box
    右肩に用意されている検索窓をリサイズできる、と。

  • View Cookies
    サイトが発行するクッキー(cookies)の確認と管理が可能。

  • Copy Plain Text
    これは特に、Windows で各種マイクロソフト製アプリケーションを使う人に便利なはず。WebページからテキストをコピーしてパワーポイントやOutlook Express に貼り付けると、元のページでのスタイル情報を一緒に移してきてしまう。このエクステンションを追加後、コピーしたいテキストを選択して右クリックのメニューから「Copy Plain Text」を選ぶと、テキスト情報のみがコピーされる、というもの。オススメ。


#タイトルは「ドンドンよく鳴る法華の太鼓」をもじったものだが、
#分かるかな? 分かんねえだろうなあ……

2005/07/22

research and destoroy

意外にファンの多い「goo辞書」に、英単語入力を補助する「スペリングアシスト機能」が追加された(経由:(((SEM-ch))))。試しに「search」を調べるつもりで「sear」まで入力して下向き矢印を押すと、おぉ。入力候補がプルダウン形式で表示される。

それはよいのだが、3番目の候補が「search and destoroy」なのはいかがなものか。とすれば、Google が中国に開設するR&Dセンターは「Research & Destroy」センターだったり? 何を破壊するのかよく分からんが。

2005/07/02

MSN サーチツールバーは「ニョキッ!!」

新MSN サーチのプロモーションサイトがヘンだ。「ニョキッ!!」って……しかも、Flashアニメーションが落ち着いた後にこの「ニョキッ!!」にカーソルを当てると、思い出したように跳ね回るという……。ようやく日本でも自前の検索エンジンに切り替えてデスクトップ検索も公開、大々的に訴求してきたかと思ったら、こういうテイストなのか。ふーん。

#気がつけば「SEM酒場」は先月14日で1周年。
#コメント/トラックバックや直接のフィードバックをいただいた各位に
#支えられ、なんとか継続してこられたのだと感じる。
#多謝。

2005/06/17

第5回 Search Engine Watch 賞

毎年恒例、2004年分が第5回となる「Search Engine Watch Awards」の選考結果について、Japan.internet.com に翻訳記事があがった。

Japan.internet.com WebTutorial - 第5回 Search Engine Watch 賞:
"Search Engine Watch 賞は、 Web 検索で優れた業績を残したサービスに与えられる。 2004年の受賞エンジンは以下の通り。
ベスト検索サービス賞 優勝: Yahoo……(以下略)"

本家のSearch Engine Watch からは3月31日に発表されており(「5th Annual Search Engine Watch Awards」)、動きの早い業界だけに、このタイムラグは気になるところだ。

2005/06/15

Yafoo! JAPANといえば……



Yahoo! JAPANに似せたサイトへ誘導して個人情報を盗み取り「フィッシング」で初摘発、という話題から思い出したのだが、先日、よんどころない事情から初めて泊まった渋谷のまんが喫茶の名前(↑)……

「MANBOO!」

っていいのかオイ。

もうひとつ、焼肉の殿堂こと「Yakoo! JAPAN」にもリンクを張っておこうか。