2005/09/06

まだまだマニア向け? 「SEOの概要を知っている」は13.6%

Japan.internet.com のデイリーリサーチ に興味深い結果が。『周りが使っているから…、7割以上が「理解していない IT 用語使う」』という記事中、「下の用語で概要を知っているものはどれですか。全て挙げてください」という設問に対し、「SEO」を挙げた人は300人中41人。13.6%だ。まだまだ努力が足りない、か……もちろん、自身でWeb サイトを持たない限りSEO には縁がないだろうし、必ずしも全員が必要とする手法ではない訳だけれど。(画像の出典はインターネットコム)

さらに追い打ちが。文中、

"では、IT 関連用語はなぜ難しいのだろうか。(中略)「アルファベットが多い」や「耳になじまない」などの理由を見る限り、そもそも日本人には合わないものなのかもしれない。"

……そんなことを言わないでくれ。また記事タイトルにもなっているが、

"「周りが使っているために、自分も意味を理解していない IT 用語を使うことがある」という人は7割を超えている。"

というのは、さもありなん、という感じ。自分では職業柄、知ったかぶりはしないよう心がけているが、これだけ新語が出てくる状況では、一般的には仕方もないか。

5月ごろに参加したブログ関係の集まりで、旧知の記者の方から「RSSという単語にどう注釈をつけようか、困っている」という話を聞いたことがあった。しかし、今回の結果(「RSS」も健闘し、19歳以下で32人、20代・30代で26人だった)を見ると、ブログまわりはそれなりに浸透してきているのかもしれない。しかし一方、決済権限を持つクラスへの浸透はまだまだともいえる。サンプル数が少ないのでできれば増やしていただいて、ぜひ定期的に実施してほしい調査だ。

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