昨夜、妹から電話があり、急遽Stingのコンサートへ行くこととなった。場所は武道館、17時開演。会場には40代のカップルが目立った。Stingといえば私が洋楽に親しみ始めた頃にはすでに押しも押されぬ大スターであったし、POLICE時代から考えればもう20年以上も第一線で活動してきたことを考えれば不思議ではない。
席は2階で、かなり後ろの方ではあったが正面がよく見える位置。ほどなく始まったコンサートの内容は彼のヒット集に近く、シングルでヒットした曲はほぼもれなく演奏されていた。POLICE時代の曲も、私が知っている範囲で4〜5曲はあった。コンサート本編のラスト(ロクサーヌ)やアンコールの締めくくり(見つめていたい)など、逆にここ十数年の活動は何だったのかと心配になるくらいだ。ステージのセットはシンプルだったが、スクリーンに映写されるクリップは凝っていた。
個人的には「English man in New York」が非常に懐かしかった。父の転勤に従って北陸に引っ越した一時期に抱えていた違和感に近いものであると感じ、また「Be yourself, no matter what they say...」の歌詞はその後も支えにもなってきた。今回は少し速いテンポでの演奏だったが、楽しめた。
……これで終わると単なる鑑賞記なのでそれらしい話を追加。ひところGoogleにおいて「ホスティング」という単語は「ホ」+「スティング」として認識されていたため、「スティング」で検索するとSEOを施した「ホスティング」関連のサイトが上位に表示されるというひどい時代があった。現在は認識がかわったためそのようなことはないが、カタカナの語句について慎重な扱いが必要である状況は現在でも散見される。
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