当初は上掲のサービス紹介ページもジオプラス会員以外は閲覧できない、という設定であったが、現在はトップページのほか「機能と特長」「よくある質問」「はじめての方へ」などのページが閲覧可能となっている。主なページは以下のとおり:
- 機能と特長
*PDFファイル「Yahoo!アクセス解析 レポートについて」が入手可能 - よくある質問
- はじめての方へ
- ご利用の流れ
- エディションについて
- 画面の解説
*PDFファイル「Yahoo!アクセス解析 マニュアル」が入手可能 - 動作環境
Yahoo!アクセス解析の実際の使用感については3月16日に「RealWebAnalytics(リアルアクセス解析)」にてレポートが上がっている。
Google Analyticsの対抗馬?「Yahoo!アクセス解析」使用レポート2日間しか利用していない、といいながらもなかなか詳細なレビューとなっている。興味のある方はご参照を。
Yahoo!アクセス解析とIndexTools
米Yahoo! は2008年4月に高機能アクセス解析ツール「IndexTools」を買収し、その後「Yahoo! Web Analytics」としてリリースしている。
IndexTools はもともとハイエンドのアクセス解析ツールとして有償で提供されており、日本での認知度こそ低いものの、欧米では定評のあるツールであった。このIndexTools のウリのひとつが「リアルタイム性」、つまりサイト内でのユーザーのアクションがデータに反映されるまでの時間の短さであった。Yahoo! Web Analytics もこの点をひきついでおり、「Get detailed reporting within minutes after an action occurs on your website. (Web サイトでのアクションが数分内に詳細レポートへ反映されます)」とうたっている。
「Yahoo!アクセス解析」も同様に「リアルタイム解析」をサービスの特長として打ち出している。こういったデータへの即時反映はハイエンドになればなるほど実現が難しくなる性質を持ち、某有償ツールなどはいまだに深夜にバッチ処理を行い翌朝にデータが出てくる、などの状態だと聞く。Yahoo!アクセス解析のリアルタイム解析が競合ツールに対する優位性としてユーザーに評価されるかどうか、注目される。