2013/11/07

Search Summit Tokyo 2013 のことなど

10/30(水)に行われた「Search Summit Tokyo 2013」において、SEO セッションのモデレーターを務めた。なにぶんにも初回ということで、SEO とPaid Search それぞれについて1セッションずつ、全体で約2時間のコンパクトな構成となったが、来場者によるレポート等を拝見する限り、おおむね好評であったようだ。来場者、登壇者およびスタッフ各位に感謝したい。

 
渋谷・ヒカリエのサイネージ

筆者自身は実に約1年半ぶりの登壇ということで(挙動不審にならないか等)密かに心配な部分もあったが、なにせパネリスト陣がそれぞれ際立った経験を持つ面々であったため、なんとか形はつけられたように思う。内容については既に充実したレポートがアップされているため(後ろにリンクを付けておく)、今回モデレーターとしてどのような作業を行ったのかを参考として紹介してみよう。

【事前】
  • 来場者属性と、そこに向けて伝えたいメッセージの確認
  • パネリスト各位の立ち位置/キャラクターの確認、それぞれが提供できる材料(トピック)の洗い出し
  • 約束ごとの決定(自己紹介はスライドなしで簡潔に、来場者からの質疑応答は行わない、ツイート/ブログエントリー可、など)
  • セッションの枠組みの設定(今回は俯瞰的な視点から伝えようということで、シンプルに「過去」「現在」「未来」とした)
  • トピックから具体的な質問への落とし込み
  • スライド化

【当日】
  • 直前の登壇者間での最終確認・調整
  • 進行(セッションの意図の説明、パネリストからのコメントの補足や明確化、時間管理など)

裏話を少しだけ記すと、渡辺さんと辻さんが師弟関係にあるためキャラクター分けに苦心しただとか、私からの質問案の提出が遅れてパネリスト陣が不安に陥っただとか(申し訳ない!)、事前打ち合わせに訪れた某社タワーでやんちゃな写真を撮らせてもらっただとか、辻さんに「光」があたるよう壇上の並び順を工夫しただとか……


本イベントは来年以降、よりパワーアップした形での開催が検討されているようだ。個人的には、1日(終日)でSEO とPaid Search の2トラックが走るような形がボリューム的に妥当なのではないかと思う。また大阪や福岡などでの開催が実現すれば、それぞれに地域性が出て面白いものになるだろうと期待される。


来場者によるレポート:

登壇者によるエントリー: