インターネット検索がそれだけ普及した、ということを間接的に証明するものではあるだろうが、検索する能力まで検定してもらう時代なのか、とある意味で新鮮な驚きもある。裏で推進した人間たちの「ビジネスになるかも」という目のつけどころは面白いし、最低限の体裁は整えているようなので、生温く見守る事としたい。
ちなみに上掲画像のメニュー部分、中項目の2番目が「検定試験の種類と体形」となっていることに象徴的だが、サイト内につっこみどころがものすごく多い。「取得後の効果」のページなど、読みながらニコニコしてしまうほど。たとえば取得後の効果として、
- 自己能力の認識
- 仕事効率の向上
- 就職に役立つ
・マイナス記号で指定
・キャッシュのクリック
・OR検索
・アンカテキスト検索
・ドメイン検索
・ページランク機能
・とは検索
・キーワードのわざ
・マイナス検索
・完全一致検索
・ワイルドカード検索
・翻訳
・ブログサーチ
・I‘mFeelingLucky検索 等
(以上、リスト表示に適切なタグを使用しない点も含めて原文ママ)
などが列記されている。レイヤーの違うものを無理矢理つめこんだ印象がぬぐえない上、OR は全角で表記されており、「I'm Feeling Lucky 」に至っては全角半角が混在する始末。「Lucky」ってアンタ……そもそも「I'm Feeling Lucky 」って検索ユーザーが覚えるべき「技術」なのだろうか。
その下に記載された「特殊構文」にも誤字が複数含まれているので、おヒマな方はどうぞ(検索エンジンによって異なる部分が考慮されているように見えず、それはそれで突っ込みどころだが)。このページの間違いをすべて指摘できれば「インターネット検索能力検定」の初級くらいは合格できることだろう。
#……筆者? 受験して落ちでもしたらたいへんなことなのでパス。 (w
0 件のコメント:
コメントを投稿