2005/12/28

Wink:タグ検索は止まらない、か?

前回のエントリー"Guten Tag:メタ「タグ検索」"を受けて、タグ検索エンジン「Wink」に関して、FAQ を参照しつつレビューなど。

まあ確かにWeb 2.0 っぽい。要はdel.icio.us やらDigg、Yahoo MyWeb などにおけるタグ付けを横断的に検索対象とし、「TagRank(タグランク)」と呼ばれる独自のアルゴリズムに基づいて検索結果を返すものだ。単にタグ付けされた回数の多寡ではなく、タグのソースや鮮度、頻度やその他の変数も参照しているとのこと("We look at tag source, freshness, frequency and other variables to determine our results." )。検索エンジンとしてのキモは良くも悪くもまずここだ。なお、ページ下部には、Google のWeb 検索結果も補足として表示されている。

「Search Results」タブの右側に「Wink Answers」なるタブが配置されており、検索ワードに対する説明が参照できる。現時点ではWikipedia から冒頭の数行を引用しているケースが多い(たとえば「Search Engine」に対するWink Answers )が、ユーザーは検索語句に対して新規に説明をつけたり、既存の説明文に対して変更・追記することが可能。こういった機能もWeb 2.0 っぽいが、さて編集合戦になりはしないか(ちょうど本家Wikipedia が何かともめているように)。

かつ「Wink Answers」の画面には「See Also: 」として関連するタグが表示されるが、クリックすると通常のタグ検索結果が表示される。これはWink Answers 内で遷移するほうがユーザビリティに適うように思うがどうか。

検索結果上部には「Related: 」として、関連するタグがいくつか表示される。Yahoo! JAPAN の「関連検索ワード」のようなものだが、精度には疑問符が。たとえば「seo」で検索すると関連タグには「matt webauthoring cutt search blog google 00est adsense blogit」と表示されるが、4番目の「cutt 」は「Matt Cutts: Gadgets, Google, and SEO」に由来するものと思われ、さすがに苗字からsを取り去るのはどうかと(……と書いたものの、これはデータのおおもとであるdel.icio.us などの仕様らしい)。

いろいろと書いてきたが、ポテンシャルのある検索サービスだと思われる。こういったサービスの常として、サービス内容は急速に拡充・改善されていくだろうから、今後も適宜ウォッチしてゆきたい。