2016/02/18

調査結果の利用に見る日米の違い

EcommerceBytes から「Sellers Choice 2016」が発表されている。これはOnline Marketplace をSeller(売り手)の立場から評価するもので、今回が7回目。評価基準としてはprofitability、customer service、communication、ease of use、recommendation の5項目があり、これらをもとに最終的な順位が決定される。


今回の首位はeBayで、特にprofitability が高く評価されている。ただし2位のEtsy との総合点における差は0.02ポイントであり、上位5位までが0.17ポイントの範囲に収まっている。全7回の推移を見ると、ここ5回は上位の顔ぶれが固定されていること、またその中での変動が激しいことが分かる(eBay とRuby Lane はロゴが変更されていることに注意)。

*出典:EcommerceBytes Blog

さて、今回は5位となったBonanzaのサイトを見ていておもしろいものを見つけたのでメモ。ページ左上、「Sell on Bonanza」を押すと表示されるのが新規Seller 獲得のためのこちらのページ。Sellers Choice を構成する5項目のうちrecommendation だけを用いて、特定の競合に対する優位性を訴求する内容となっている。


このように特定の項目だけを抜き出したり他社と比較するといった利用法は、日本だと調査の実施元が許諾しないことが多いはず。日本国内で実施される顧客満足度調査の受賞ロゴ利用規程をいくつか読んだことがあるが、利用する際の表現などにはかなりの縛りがかけられていたことを記憶している。

またこのページのURL は「http://www.bonanza.com/ebay_alternative」で、リンク元となるナビゲーション内の文言(Sell on Bonanza)とはまったく無関係なのもある意味おもしろい。他社との比較広告が珍しくない米国とはいえ、こういった攻撃的な打ち出しには文化の違いを強く感じさせられた。

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