2008/07/30

SEO 屋の半分はクズだ。

問題は、どの半分がクズなのか分からないことだ……とかいってみるテスト。まあ実際には「IP アドレスを分散させながら大量の検索クエリーを投げて関連検索ワードに表示させる」という、検索サービス提供者にとっての明白なスパム行為をサービスとしてリリースしてしまう分かりやすいクズもいたりするわけだが。

他にも実力もないのに"協会"を立ち上げる輩がいたり、(少し前だが)リンク販売に対するペナルティが業界をにぎわせている中でわざわざ被リンク目的のテキスト広告を売り出してみたり。

単に実力がない/頭が悪いものから、悪意を持ってスパムに手を染めるものまで実態はさまざまのようだが、あからさまなクズが近年とみに目につくように感じる。株式投資でいうと、ファンダメンタル分析の発想を持たず、目先の情報だけをもとにデイトレに狂じているようなイメージだろうか。

#一時的に通用したからといって未来永劫それで飯が食えるわけはなかろう。検索を取り巻くエコシステム(生態系)を理解せず、自分さえよければよいという発想の人間が増えたということか……などと書くと新聞の投書欄みたいで我ながらヤだが。

クライアント企業やメディアに対する啓発があらためて必要な時期に来ているのかもしれない、と愚痴まじりに書いてみる。


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